オープンを制する
つい最近までは、グランドオープンというと教育期間もあまりなく、取りあえずオープンしてしまう、というケースが多く見受けられました。
この背景には、一日も早くオープンして売上を獲得したいということから、この方式が取られてきました。
しかしながら、この方式でオープンキャンペーンを行った場合、お客様もオープンと言うことでかなりの期待感をもってお店に来店されます。
しかし、教育期間が短かったためにスタッフがお店に慣れておらず、「料理が来ない」「サービスが悪い」などの苦情が発生し、お客様を怒らせて帰らせてしますことが多々ありました。
このように一度ついてしまった悪いイメージによって、オープンキャンペーンが終了すると徐々に客数が減り目標売上に達しないまま、閉店に追い込まれるケースもあるのです。
そこで、つい最近のオープン方法は、スタッフがお店に慣れることで、グランドオープンしてからの苦情を少なくすることを目的に『プレオープン&グランドオープン方式』が採用されています。
1.ロールプレイングでホール、キッチン、ドリンクの問題点を抽出し改善。
この時点で調理スピードが遅い場合は、メニューアイテム数を削減し、調理時間を短縮します。
2.再度、練習を行い、テストランをもう一度実施します。
3.プレオープン:オープンキャンペーンなどの告知を行わず、静かにオープンします。
プレオープンからグランドオープンまでの期間は、お金をお客様から頂いて練習をするという考え方です。
また、この期間中にメニューアイテム数を削減していた場合は、目標値を設定してメニューアイテム数を増やしていき、グランドオープンまでに、当初予定していたメニューアイテム数になるようにします。
4.グランドオープン
スタッフ全員がお店に慣れた段階で、グランドオープンの日程設定やキャンペーン告知を行い、グランドオープンを行います。
この方式であれば、お客様からの苦情もかなり減り、キャンペーン終了後も売上を維持することができるのです。
5.設備
設備は試運転やトレーニング期間中も作動していますが、実際の営業時間で店舗を運営するのは、プレオープンの時であり、もし設備に問題が発生した場合、営業を行えないような状態になっても困りますから、問題が発生したら、すぐに対応できるようプレオープンやグランドオープンの日には、施工会社、厨房設備会社、レジ業者などの店舗に関わったハード部分の業者を待機させておきます。


