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顧客リストを作る

お客様から頂いた名刺や、メールアドレス、または、ポイントカードシステムを導入し、会員登録をしてもらうことや、アンケート、プレゼント企画などを通して、お客様のリストを手に入れていきます。

そして、情報を定期的に配信することのほか、誕生日や、結婚記念日にサービス券を贈れるような仕掛けをすることも重要です。
さらに上級サービスになってくると、お客様ごとに何を食べていただいたかを顧客カルテとして記録し、お客様の好みに合わせたメニューをお奨めしたりする場合もあります。
実際に採用していた例として、お客様に年間12回の記念日を提出していただくことで、サービスを継続しているお店もあります。

つまり、月1回平均の記念日があり、繰り返し行きたくなる仕掛けです。結婚記念日や、誕生日などは当たり前ですが、マスターに森伊蔵を半額で出してもらう日、一品サービスしてもらう日などお客様がサービス内容を決めてしまうケースもあります。

こういったことは、お客様が喜んで情報の開示もしてくれているので、非常に楽なケースでしょう。 それから、このリストを作る上で重要な目的が有ります。お客様のことを名前で呼べるメリットです。「中村さん」「田中さん」と呼ばれると、「お客さん」ではない親しみがわいてきます。

逆に店側も名札をつけて、名前を伝えることが重要でしょう。
中にはニックネームを名札に入れることで、もっと親しみを持たせているケースもあります。 さらに重要なことは、こういったリストを手書きでファイルしておくと、お客さまが増えれば増えるほど、情報提供を怠りがちになります。

今の世の中ですから、パソコン上でファイルしておけば、メール一括送信、宛名シール打ち出し、今月誕生日の人と絞り込むことも出来ます。件数が増えれば増えるほど、豆に情報が送れる様にシステム化しておくことが重要でしょう。

小予算販促

資本があるお店、客席数があるお店は、それなりの販促費を投下すれば、結果が出てきますが、中小飲食店においては、そうはいきません。
かといって、何もしないことは多くの場合、閉店に限りなく近づいてくるでしょう。では、小予算で何が出来るでしょうか。
なおかつ、中小の飲食店では、やらなければならないことも数多くあります。
短時間でこなせる販促方法を取ることも重要になります。

メニューのアイデア

飲食店の本来の売りである「食」における差別化が本来の道であります。
それは、「うまい」事が一番ですが、食材が発達している今は、味における差別化はなかなか出来ません。
もちろん、「不味い」は論外ですが、「盛り付け」「提供の仕方」「ネーミング」「食材のこだわり」「メニューリストの掲載方法」などによっても、差別化することが可能です。
いかに常識を破るかを一度考えてみると、次項の「口コミの演出」「情報の提供」につながっていきます。

口コミの演出

口コミは、「話題性の演出」になります。
例えば、ラーメン店の店頭に「こだわり」を掲示しているケースが良くあります。「スープの仕込み方」「食材のこだわり」などうんちくを掲げています。
その上で、店に入った時、その薀蓄にあった、またはあったと思わせる商品提供がなされていれば、お客様は納得し、次に伝えていくことでしょう。

具体的な例を提示しましょう。ある店で、客席に名刺大のショップカードが置いてあり、そのカードには、お店の薀蓄が書いてあり、このカードを見ながら、ラーメンを食べるのです。 持ち帰りできる大きさの上、話のねたになりやすいうんちくを掲げている為、口コミにつながりやすいわけです。

繰り返し情報を提供する

選挙の連呼を思い出してください。政策を言うわけではなく、候補者の名前をいい続けます。これが耳に残るわけです。
飲食店の場合は、マイクで連呼するわけにも行かないでしょう。
そうなると、ポスティング、ビラまき、メール配信、メールマガジンなどの手段によって、繰り返し情報を提供することが考えられます。
一度や二度では結果が出ません。
情報内容を変えながら、ターゲットに対して、配信します。そのターゲットは店によって、全て異なります。答えはありません。

中小飲食店にとっては、マーケティングのプロを入れるわけにも行きません。
繰り返し配信することは、その店にとって、ターゲットの特性をつかみつつ情報を的確に伝えていくことが出来るはずです。

ポスティングは、エリアを特定できる為、来店時の特典をつけておいて、その反応を見ると効果や、お客様の分布図が出来て参考になります。この作業は外部委託することも可能ですが、自店エリアの客筋をつかむ上で、わかりやすいので自らやったほうが良いでしょう。
叉、面倒でも、配布時にたとえば3丁目15-3には58件配ったといった記録をとっておくと、無駄な印刷をしなくても良いし、アルバイトに任せても不正をチェックできます。

インターネット・ブログ

飲食店経営に関わらず、もはやインターネットでの販促活動は必須ともいえるでしょう。
飲食店情報サイトは様々ありますが、有料のサービスについては、お店の地域特性や立地・商圏の範囲に応じて効果的に使い分ける必要があります。
お店の状況に合わせた媒体を正しく使い分けることで、その効果のほどは大きく変わっていきます。

飲食店情報サイト一覧

yahooグルメ ぐるなび ホットペッパー グルメGyao ぐるめぴあ グルメウォーカー アットパーティー

また、ブログやSNS(アメブロ・mixi等)を効果的に活用することで、無料で販売促進を行うことが可能です。
コンセプトやお店の特徴、売りなど、内装・施工の様子や開業前の苦労話など、生の声を日記にすることで開業時にはすでにファンが出来ている、なんてことも珍しくありません。

メニュー作成

設計を行う上でメニューは大変重要です。
メニューのラインアップによって、厨房機材、設備機器の選定が決まりますから、メニューラインアップが決まったら、設計士に提出し、厨房図面の作成を依頼します。

メニューは作って試食し、その作り方・分量・食材名・商品名・販売価格・原材料価格・原価率(原材料価格÷販売価格×100%)を記入する基準表。
仕込みを行うための仕込み基準表の作成が必要です。

メニューが決定したら、食材業者との仕入れ金額交渉を行い、業者の決定をします。
また、食器や料理を作る為の備品とその必要数量を選び出し、備品リストを作成後、業者に見積を依頼し金額交渉を行います。

各業者は、複数の業者で同じ品物を合い見積し、価格が安く、品質が良い業者を選定します。ドリンクも同じく業務用酒販店に見積を依頼し見積交渉します。

ドリンクの販売価格の選定は、出店地域や業種業態によって異なるので、酒販店に相談するのも良いでしょう。 
メニューが決定したらメニューブックの仕様(モノクロまたはカラーコピー、ラミネート加工、印刷、写真の有無、大きさ、既製品メニューカバーなど)を考えます。

また、メニューのレイアウトで売上が変化しますので、売りたいものが一番目立つように、また、店のメニューコンセプトがわかるように明記したりすることも必要です。

雇用体制の確立

雇用体制の確立は、まず初めに要員計画を考え、事業計画書の人件費枠から何人スタッフを雇用するのか(ただし、オープン時には多めに雇用し、社員とバイトの比率や、求人を行うための条件を決定します。

給与額や時間給、賞与、福利厚生、年令、性別、職種、交通費、食事の支給、営業時間と勤務時間を決定します。これも、大体相場ははっきりしますが、地域によっても異なってきますので、求人誌等で他店相場を確認しておくとよいでしょう。わずか数十円の時給差で他に取られ、おこぼれしかない状態では、良い店は出来ません。

次に、求人の媒体(インターネット、求人雑誌、フリーペーパー、ポスター、ハローワークなど)を選定します。
最後に、面接と採用ですが、面接は面接チェックリストを作成し、履歴書とともに整理します。次に不採用になった方には履歴書を返送し、採用者には教育研修期間の日程を連絡します。

採用にあたっては、スタッフの規則要項(雇用を行う為のルール)、スタッフとお店との雇用契約書を用意し、採用の際に記入してもらいます。 以上の書類の使用する目的は、スタッフが気持よく働いてもらうためと、トラブルの原因をなくすことにあります。

 

開業費用の算出

大きく分けて3つ。物件取得費、工事費、開業にかかわる諸経費です。

物件取得費には、保証金、礼金、不動産業者への謝礼、前家賃が必要です。特に前家賃は、売上が上がる前の家賃ですから、契約にあたって必要前家賃だけではなく、内装工事、試作、従業員教育等の時間を考えて、計算してください。
たとえば、8月20日の契約ならば、物件や、オーナーの経験によっても異なりますが、工事が入るとなると、9月20日過ぎのオープン。わずか10日の売上で10月分の家賃を見なければなりません。となれば、このケースでは、2ヶ月と10日分の前家賃を計上しておく必要があります。

次に工事費は、専門業者に見積もってもらうしかないでしょうが、デザインや材質によっても異なります。もちろん、お金をかければいいものが出来ますが、その先採算に乗るかどうか考えて、初期投資額を決めましょう。テンポスでは、坪当たり、20万から40万円くらいが目安ですが、80万から100万まで膨らむケースも良く聞きますので、注意しましょう。
このほかに、厨房機器、テーブル、いす、看板といった費用も必要です。特に設計段階では、充分に希望を伝え、後から追加工事や変更が起きないように心掛けることです。工事中に、あれこれ注文を入れると、費用面や、工期に跳ね返って来ますので、事前の計画が重要です。

開業にかかわる諸費用においては、試作費(自分がわかっていても、スタッフ全員に商品を知ってもらう必要があります)求人費、開業前人件費、仕入代金、什器備品関係と書き出したらきりがないので、開業費リストを作成して、漏れのないようにしましょう。

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